私の勤めるプログラミングスクールでは半年に1回、カリキュラムひと区切りの際に大発表会を開催します。

これは個人的に「大」とつけています。それは普段からも数回に1回のミニ発表会があるからでして、オリジナル作品をクラス内で保護者にも見ていただけるよう時間を設けて開催しているのです。

普段の発表会はある程度授業に沿ったテーマを盛り込むので、その時々でストーリーものだったり、楽器作成だったり、シューティングゲームだったりと内容的には同じようになるのですが、大発表会は半年かけて学んだことの集大成の位置づけとなります。

ですから、それぞれ作りたい企画を考えプログラミングしていくので、普段より個性や好みがより濃く表現されてくることが多くなりますよ。

いろいろなキャラ、あるいは同じキャラがたくさんでてきたり、すべて自作のキャラ作成だったり、迷路にするからと背景にこだわったり様々。クラスが上がってくると、だんだん凝ったプログラムも出てきますよ。

発表会も司会進行や最初のあいさつ、終わりのあいさつと役割を持ってもらいます。全員に役がまわるわけではないのですが、自分の作品は自分で発表しますし、お友達の作品の感想を言ったりと必ず発言の場は設けられています。

半年前は「えっと・・・何かから言うんだっけ?」なんて必ず質問がありましたが、名前や作品名、内容はしっかり自分の言葉で言えるようになりますよ!

成長度合いはそれぞれで、私のクラスでも最初からしっかり発言できた子が、より一層よどみなく大きな声で発言できるようになったとか、シャイすぎて返事もままならなかった子が半年のうちに話す言葉が多くなり、小さな声でも最後まで伝えきったとか、皆が何かしらの部分でできることが増えているものなのです。

 

ところで、私にとって大発表会の開催は3回目にあたるのですが、なるほどなと発見したことがありました。

私が担当したあるクラスで、当日飾りつけをしたいといいだした子がいて、教室内にある模造紙と花紙、キラキラモールでプログラム作成と飾りつけを行い始めたのです。

あ、そうか。自分たちで飾りつけしてもらえればいいのか・・・と目からうろこでした。

これまで私達講師が準備をしようとして、実は今回もプログラムを大きく印刷して掲示するつもりでしたが、時間がなくて手元の分しか用意してなかったのです。

もちろん作品の完成が優先なのですが、ただこれまでを振り返ると当日まで発表の作品を作りこむとたいてい大きな不具合が発生したり、思った動きでなくなったりとトラブルが発生します。

今回は当日はせいぜい動作確認のみで、発表会の練習の時間にしてもいいかなと思ったりしていて、このクラスでは前回までにほぼ完成している子がほとんどだったのです。

この流れがうまくいくなら、せっかくなので卒業式みたいにこれまでの授業を振り返り話をしながら、飾りつけをするのもいいかなと。

実際に、完成させた飾りつけに本人やお手伝いした周りの子も満足していましたし、保護者も驚きの様子。これこそプログラミング(プログラミング教室)を通じて子供たちのそれぞれ成長につなげていけたのではと感じました。

自分たちの発表の場を自分たちで用意すること。これ自体、結構楽しいですし達成感もありますよね。あくまで個人の構想ですが・・・メンバーと相談してみるつもりです。

おうちではどんどん楽しく自由に好きなように作って、時に投げ出す気持ちもありですが、せっかくのスクールです。仲間がいるからできること、努力してみることをどんどん体験していってほしいです。