わたしたちのプログラミングスクールでは何回かの授業のうちにオリジナル作品を作る授業時間があります。

主に習ったことを踏まえて自分で考えた作品に取り掛かるのですが、ただ自由に作り始めるのではなくて「企画書」と言って●どのような作品にするのか●キャラクターの特徴、どんな動きにするか●全体の作品の流れ、画面展開●ゲームならクリアやゲームオーバーの条件などを用意したフォームに書いてから作り始めるのです。

自由になんとなく作り始めてから修正していくほうが作ってる感があり、はかどる子もいるのかもしれませんが、でもやはり明確なものを必ず完成させるには「最初に何を作るのか文字(絵)にする」ことがとても大事ですよね。

また、作成できる時間は基本的には授業時間内と限られているわけです。家でできる子は家でも取り掛かるようですが、いずれにしろやはり完成までの時間は決まっていますよね。となると、企画書の段階で●時間内に作成できる内容なのか?も企画書を仕上げる際に確認しておきたいことになってきます。

私たちのスクールでは各講師がサンプルを作って、私の場合は本当に企画書から作って見本を見せることがありますが、スクール共通の素材としても企画書とサンプルプログラムを用意しており、両方照らし合わせて、具体的にどのようにかけばよいか学ぶ時間も設けています。

ただやはり、企画書って何?というところから入るのですから、さーっと書ける子もいますが、なかなか取り掛かれない子がはじめは多いです。そこは子供たちそれぞれのペースや達成度に合わせていけたらいいかなと思います。

なかなか書けない子には、過去に私が担当したタブレットクラスでのパターンを振り返ると「ねぇねぇどんなゲーム作りたい?」などと、会話しながらイメージをさせてから「いま言ったことを紙に書いてみて」というところから始めてもいいかもしれません。

その子たちは1年生でしたが、半年後にパソコンでのプログラミングコースに入ったところ、お兄さんお姉さんと同じように企画書を書きあげることができていましたよ。学年に関係なく、これまで経験のない「企画書」を書く経験を積むことで書けるようになることがよくわかりました。

また、パソコンプログラミングコースは各自のPCで個別席なのですが、こうした企画書を書く時は皆でひとつのテーブルに集まりますよ。はじめに講師が今回のテーマを告げてそれぞれ皆に質問しつつ、子供たちも人の話を聞きながら考えつつ、企画書に取り掛かります。

皆で集まるほうが比較的はかどりますね。時々はしゃいで脱線しそうになりますが、そこはピシッと修正軌道すれば、また取り掛かり始めます。授業中ですからね(^^)

講師としても、皆の様子が一斉に見ることができますから、困っている子のフォローにすぐに入れますし、また早く終わった子が応援していることもあります。作業は個別ですし理解度もそれぞれですが、同じ目標に向かっている仲間同士のような感じなのかもしれません。

このように企画書を取り掛かることで、作る時間は何日・何時までだよとお互いに決めたことや、これを作るんだ!と決めたことをやり遂げるとか、そういったことも感覚としても身についてくれたらいいかなと思います。

 

いつも思うのは楽しさと学びのバランスかなと思います。楽しく学べるのが一番!

私たちもどのように指導したらいいかなぁと手探りの部分はありますが、今期も自分の言葉や絵で表現された企画書とともに、紙に書いたものをが実現していく経過を楽しみながらプログラミングに取り組んでいってもらいたいなと思います。